「審査が甘いクレジットカードはこのカード!」
インターネット上には上記のような情報が沢山あります。
そうしたクレジットカードを確認していると、共通の特徴があります。
この記事では、審査が甘いとされるクレジットカードの特徴をわかりやすく解説していきます。
また、クレジットカードの審査に通過するには抑えておくべきポイントもあるため、その点についても解説しています。
当記事を読んで、クレジットカードの審査を受け無事通過するための準備を万全にしてください。
目次
審査が甘いとされるクレジットカードにはこんな特徴がある
審査が甘いとされるクレジットカードには次のような特徴があります。
審査甘いクレジットカード特徴
- 銀行系や信販系でない
- 一般カードである
- 入会キャンペーン中である
- 新しいクレジットカードである
このため、上記の特徴に当てはまるクレジットカードほど、審査に通るためのハードルが下がる傾向にあります。
それでは、それぞれについて詳しく確認していきましょう。
銀行系や信販系クレジットカードではない
クレジットカードの発行会社には、おもに「銀行系」・「信販系」・「流通系」の3つがあります。
この3つを審査の厳しい順に並べると次のようになります。
1.銀行系
2.信販系
3.流通系
このため、審査が甘いとされるカードは「流通系」であることがほとんどです。
流通系のクレジットカードとは、スーパーマーケットやコンビニなどの流通業界が発行するカードです。
流通系のクレジットカードは、自店での買物でフル活用してもらうことを想定しているため、主婦や学生などがターゲットであるケースが多いです。
このため、審査の難易度が低くなっている傾向にあります。
ステータスが高くない一般カードである
クレジットカードにはステータスがあり、次のようにステータスごとに審査の難易度がことなります。
審査難易度 | カードのステータス |
高 | ブラックカード |
プラチナカード | |
ゴールドカード | |
低 | 一般カード |
どのカードの場合でも「一般カード」が最も審査のハードルが低いです。
一般カードの場合、ブラックやプラチナなどの高ステータスカードに比べるとサービスが劣る傾向があります。
しかし、その分、審査のハードルを下げて多くの人に利用してもらおうという傾向が強いのです。
新規入会キャンペーン中である
カード会社が入会キャンペーンをするのは、「会員を多く獲得したい!」というときです。
よって、入会キャンペーン中のカードは普段よりも審査通過のハードルが下がることもあります。
登場したばかりの新しいクレジットカード
新しいクレジットカードは会員数が少ないケースが多いため、沢山の人を会員にしたいと思っている場合があります。
そうしたときは通常なら審査落ちにするラインの人でも、少し甘めにみて審査に通すケースもあるようです。
クレジットカードおすすめにも、新しいクレジットカードが紹介されています。
審査が甘いとされるカードでも審査はきちんとされます
審査が甘いとされるカードであっても、決して審査をいいかげんにするわけではありません。
きちんと審査をして、カードの利用後に支払をしてくれるかを確かめなくてはいけないからです。
よって、どのクレジットカードも審査は手抜きなくされ、おもに次の2つの項目を厳格に確認されます。
- 個人信用情報
- 申込情報
上記2つの項目については次章で詳しく解説しています。
個人信用情報の審査
個人信用情報とは、いわゆる「クレジットヒストリー(クレヒス)」のことです。
よって、クレジットカードやローンの利用記録のことだと思っておけばOKです。
個人信用情報で確認されるのは次のようなポイントです。
- 過去の返済記録
- 金融事故の有無
- 他社借入状況
上記のようなポインを確認し、毎月きちんと支払してくれそうかの判断材料にするのが一般的です。
申込情報の審査
クレジットカードの申込時には、年収や勤務先情報などの様々な個人情報を申告することになります。
これらの「申込情報」も審査の合否に関係してきます。
具体的には、「属性スコア」という審査方法に使われるのです。
属性スコアとは、申込者の申込情報をもとにコンピューターが「信用力」をスコア化する審査方法です。
信用力とは、あなたのお金の信用度であり、「どのくらいの支払能力があるか?」「きちんと支払日を守ってくれる人物なのか?」というような部分だと思ってください。
属性スコアで高いスコアがでれば信用力も高いと判断され、審査に有利です。
逆に低いスコアがでると信用力も低いと判断され、審査に不利となります。
クレジットカードの審査に通るために重要なポイント
前章の解説を踏まえて上でクレジットカードの審査に通るためのポイントは、次の5つです。
クレカ審査に通るポイント
- 年収100万円以上はほしい
- 毎月継続して収入を得る
- 他社の返済日を守る
- 個人信用情報に事故情報がない
- 他社の借入額や借入件数が多過ぎない
審査に通過するためにはどのポイントも重要であるため、以下より詳細をしっかり確認しておいてください。
審査に通るなら年収100万円以上はほしい
年収があまりにも低いと支払できる余力も少ないと判断され、審査に不利となります。
よって、年収は最低でも100万円以上はほしいです。
毎月継続して収入を得る
毎月継続して収入を得ていない人にカードを使わせると、月によっては支払できなくなる可能性があります。
審査落ちの原因になりやすいため、毎月継続して収入を得られるようになってから申し込みしましょう。
他社の返済日を守る
カード会社は審査であなたが他社の返済日を守っているか調査し、支払日を守ってくれそうかの判断をします。
他社の返済日を守っていないと審査落ちの原因になりやすいため、他社の返済はしっかりおこなうことが重要です。
個人信用情報に事故情報がない
個人信用情報に事故情報があると、カード会社から「この人は信用できない」と判断され、審査落ちになるケースがほとんどです。
よって、クレジットカードの審査に通るには、個人信用情報に事故情報がないことが条件です。
ちなみに事故情報とは次の4つです。
- 長期延滞
- 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
- 強制解約
- 代位弁済
他社の借入額や借入件数が多過ぎない
他社の借入額や借入件数が多いほど、毎月の返済負担が大きくなります。
そのため、カード会社から「支払に使えるお金が少ないのでカードを利用させるのは危険」と判断されやすくなり、審査落ちの原因になります。
よって、次のような他社借入がある人は、金額や件数を申込前にできる限り減らしておくのがおすすめです。
- カードローン・キャッシング
- フリーローン
- クレジットカードのキャッシング枠
クレジットカードの審査に通らなかった場合どうすれば良いの?
ここまでの解説してきたポイントに気をつけていても、審査に落ちてしまうケースがあります。
そうした場合は、次の3つの対処方法を検討してみるのがおすすめです。
- 他社のクレジットカードに申し込む
- デビットカードを作る
- プリペイドカードを作る
これらの対処方法を実行することで、クレジットカードが作れたり、クレジットカードの代用にできたりすることが可能なため、次章の解説に目を通しておいてください。
他社のクレジットカードに申し込む
審査落ちになったとしても、他社のクレジットカードに申し込みをすれば、すんなり審査に通ることがあります。
クレジットカードの審査基準は会社や商品によって違うからです。
デビットカードを作る
デビットカードを作るという選択肢もあります。
デビットカードとは、利用をすると銀行口座から即時に引落しがされるカードです。
このデビットカードは審査がないため、クレジットカードの審査に通らない人でも問題なく作ることが可能です。
国際ブランドに「JCB」や「VISA」などを選ぶことも可能ですので、ネットや街中でもカード払いができるため、クレジットカードの代用にもできます。
プリペイドカードを作る
プリペイドカードを作るのもおすすめです。
プリペイドカードとは、事前にチャージをした金額の利用分でカード払いができるカードです。
このプリペイドカードも審査不要で作れます。
もちろんネットや街中でのカード払いにも対応しています。
審査が甘いクレジットカードのまとめ
審査が甘いとされるクレジットカードの特徴は次のとおりです。
こんな方におすすめ
- 銀行系や信販系でなく「流通系」である
- 一般カードである
- 入会キャンペーン中である
- 新しいクレジットカードである
よって、審査に自身がないときは上記の特徴を多く兼ね備えているカードほどおすすめできます。
このため、流通系の一般カードであり、それに加えて入会キャンペーン中であったり、新商品であったりすれば、良いということになります。
また、クレジットカードの審査に通過するには次のようなポイントも重要なため、確認しておいてください。
こんな方におすすめ
- 年収100万円以上はほしい
- 毎月継続して収入を得る
- 他社の返済日を守る
- 個人信用情報に事故情報がない
- 他社の借入額や借入件数が多過ぎない