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年金受給者がお金を借りる方法!年金収入のみでも借入できる年金担保融資制度について徹底解説!

年金手帳の画像
年金担保融資制度」という融資制度をご存知でしょうか?

年金担保融資制度は年金しか収入がなくても借入ができます。

このため、「お金を借りたいけど年金しか収入源がなくて審査に通らない・・・」という人はぜひ知っておきたい制度です。

そこで年金担保融資制度について詳しく解説してみました。

高齢者でパートアルバイトもしていない無職の方は是非参考にしてみてください。

年金担保融資制度とはどのような制度なのか?

高齢者の女性画像
年金担保融資制度は年金を担保にして、「独立法人福祉医療機構」からお金を借りることができる制度です。

担保にできる年金は「国民年金」・「厚生年金」・「労災年金」の3つです。

日本には数多くの借入方法がありますが、合法的に年金を担保にして借入できるのはこの年金担保融資制度だけになります。

そのため、福祉医療機構以外から年金を担保に融資をすることは法律で禁止されており、そのような宣伝をしているのは、ほぼ闇金ともってください。

年金担保融資制度の利用条件(審査)はやさしい

年金担保融資制度の利用条件はやさしく、「年金証書を持っており、現在年金を受給している人」というのみです。

年金証書は以下のものが有効です。

  • 国民年金・厚生年金保険年金証書
  • 国民年金証書
  • 厚生年金保険証書

この他に「連体保証人が必要という条件」もありますが、連体保証人なしでも利用できます。

その場合は保証料を支払って、信用保証機関による「信用保証制度」を利用します。

保証料がいくらになるかは非公開ですし、借入金額や契約条件などによっても異なるため、人によって違うとしか言いようがありません。

ある程度の保証料がかかったとしても、連帯保証人で借りれるのは大きなメリットと言えるでしょう。

このように年金担保融資制度の利用条件は非常にやさしくなっており、年金しか収入がなくても利用できます。

年金担保融資制度の金利はとても良心的!限度額も必要十分

年金担保融資制度の金利は「年2.8%」です。

年2.8%という金利は、銀行や信販会社などのローンですと、住宅ローンやマイカーローンなどの高額ローンのみで適用になる金利ですので、かなり良心的です。

ローンの種類 金利
年金担保融資 年2.8%
都市銀行マイカーローン 年1.720%~2.975%
都市銀行教育ローン 年3.975%
JAバンクフリーローン 年3.012%
JAバンク教育ローン 年3.075%
労金フリーローン 年年4.0%
労金カーライフローン 年2.8%

年金担保融資制度の限度額

限度額は「10万円~200万円(生活必需部品の購入は10万円~80万円」で、次の条件によって決定されます。

  • 受給している年金の年額の80%以内(所得税額に相当する額を除く)
  • 1回当たりの定額返済額の15倍以内(元金相当額を2年6カ月以内で返済)

たとえば、年金の年間受給額が120万円という人なら、その80%の96万円が借入できる上限額です。

上記の金額に「1回当たりの定額返済額の15倍以内」という条件が加わります。

仮に1回当たりの定額返済額を1万円とした場合、その15倍の15万円までが借入上限になります。

より大きい限度額を希望する人は、返済額を高めに設定する必要があり、仮に50万円の限度額で借りたい場合、毎月の定額返済額は3万円になります。

50万円で月3万円の返済は、かなりの高額と言えます。銀行や消費者金融のカードローンであれば、50万円の月々の最低返済額は15,000円~20,000円です。

年金担保融資の返済は、福祉医療機構が返済分を回収して、残りを指定の銀行口座に振込となるため、返済額が高ければそれだけ年金の支給が減ってしまうのです。

このように、年金担保融資制度の限度額は受取っている年金額や、毎月の返済額によって決まってくると知っておきましょう。

年金担保融資は使途が幅広く様々な目的に使える

年金担保融資制度の資金使途は以下のように幅広く、様々な目的で利用が可能です。

  • 保険・医療
  • 介護・福祉
  • 住宅改修
  • 教育関連
  • 冠婚葬祭
  • 事業費
  • 生活必須物品の購入

「お金に困った!」というときに色々なシーンで使えるようになっていますので、「使いみちが限定されていて借入できそうにない・・・」という事態が発生しにくいです。

ただし、申込時には「使いみちを確認できる書類」が必要になってきます。

よって、何にいくら使うのが証明できる契約書や見積書などを準備しておかなくてはいけません。

年金担保融資は、カードローンのように生活費や旅行代などの使途自由では利用できないので注意が必要です。

年金担保融資の返済は年金から天引きになる

年金担保融資制度の返済期間中は、年金支給機関から支給される年金(さかのぼって支給される年金を含む。)の全額を独立行政法人福祉医療機構が債務者に代わって直接受け取り、借入申込時に指定いただいた額(定額返済額)を回収し、その残額を返済剰余金としてお客さまの指定した預金口座へ振り込みます。

そのため、年金は一旦福祉医療機構に渡り、返済分を回収後に残りを支給される形です。

たとえば、事前に決めた返済額8,000円であるのなら、その8,000円が年金から差引かれます。

今回のケースですと、受取れる年金は借入前よりも8,000円少なくなってしまいます。

このように年金担保融資制度を利用すると、受取れる年金が減ってしまうので注意してください。

ただし、毎月の返済額は「年金支給額の3分の1以下」という決まりもありますので、「返済額が多すぎて年金がほとんど受取れない」という事態を防ぐ配慮がされています。

年金担保融資制度を利用したい場合は、年金が振込まれる金融機関に相談

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年金担保融資制度の申し込みは年金を受取っている金融機関でします。

「独立法人福祉医療機構代理店」という表示がある金融機関であれば、申し込み可能ですので、制度を利用したい場合は窓口で相談してみましょう。

なお、申し込みしてから借入までは1ヶ月程度かかるようですので、すぐに借入できないと理解しておいてください。

ちなみに、ゆうちょ銀行、農協及び労働金庫等は、取扱窓口とはなっておりません。

これらの金融機関で年金を受け取っている方は、お近くの銀行、信用金庫等の店舗(「独立行政法人福祉医療機構代理店」と表示。)に年金受取口座の変更手続きが必要となります。

年金担保融資制度は2022年で新規受付が終了

年金担保融資制度は2022年(令和4年)3月末で新規申込みが終了になる予定です。

そのため、利用したい場合は2022年3月末までに申し込みしなくてはいけません。

廃止になるおもな理由は、厚生労働省のホームページによると、「受取れる年金が減って生活に困窮し、生活保護を受給する羽目になる可能性がある」からとのことです。

実際に、年金担保融資制度の利用者が返済中に生活保護の受給者になってしまうケースが多発しています。

こうした事態を受け、制度は廃止すべきという意見が以前からあり、2022年3月末で廃止予定になったのです。

年金担保貸付制度・労災年金担保貸付制度は、平成22年12月の閣議決定において廃止することが決定され、平成23年12月及び平成26年12月の2回にわたる制度の見直しを行い、事業規模の縮減を図ってきましたが、厚生労働省から「令和4年3月末の予定で申込受付を終了する」旨の方針が示されました。
(引用元:年金担保貸付制度は令和4年3月末の予定で申込受付を終了します|WAM

年金担保融資制度以外でお金を借りる方法はないのか?

年金受給者が借入する方法は限られてきますが、ないわけではありません。

たとえば、以下の2つであれば人によっては借入できる可能性があります。

  • 生活福祉資金貸付制度
  • カードローン

生活に困っているなら「生活福祉資金貸付制度」が利用できる可能性あり

生活困窮者向けに「生活福祉資金貸付制度」という制度があります。

生活福祉資金貸付制度とは、以下のような世帯に対して融資をし、社会的な自立を支援するという制度です。

低所得者世帯 必要なお金を他から借入できない世帯
障害者世帯 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた人がいる世帯
高齢者世帯 65歳以上の高齢者がいる世帯

上記のような世帯であり、「お金がなくて明日の生活の目処も立たない・・・」というよな状況の世帯であれば、生活福祉資金貸付制度が利用できる可能性があります。

生活福祉資金貸付制度の特長は金利の低さにあります

生活福祉資金貸付制度は生活に困っている人のための制度であるため、とくに金利が良心的です。

金利 連帯保証人あり:無利子
連帯保証人なし:年1.5%

連帯保証人がいれば金利は「無利子」になり、いない場合でも「年1.5%」という低金利です。

このため、金融機関から借入するよりもずっと低金利になることが多く、利息をなしにすることも可能となっています。

生活福祉資金貸付制度の申込先

生活福祉資金貸付制度を利用するには、まずお住まいの県内の「市区町村社会福祉協議会」に相談する必要があります。

社会福祉協議会の担当者に世帯の状況を相談し、融資をする必要性があると認められた場合のみ申し込みができます。

そのため、まずは社会福祉協議会に相談してみましょう。

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年金以外に所得があるなら「カードローン」が利用できる可能性あり

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「年金以外に所得がある」このような人もいるかと思います。

その場合は「カードローン」の利用を検討してみるのもおすすめです。

カードローンとは、消費者金融や銀行が提供する現金の借入ができるローンになります。

カードローンは申込条件が非常にやさしく、「20歳以上で安定した収入がある方」というくらいであるケースがほとんどです。

年齢に上限があるケースもありますが、70歳以下であればOKという会社が多いです。

また、「ベルーナノーティス」という会社であれば、78歳までの利用に対応しています。

このため、年金以外に収入があれば高齢者でも利用できる可能性があります。

カードローンの魅力は手軽さと融資スピード

カードローンは申込手続が非常に簡単です。

大手ならすべての会社がネット申し込みに対応しており、申込手続は必要事項を記入し、必要な書類を提出するだけで済みます。

必要な書類も「本人確認書類」と「収入証明」だけで良く、限度額によっては収入証明不要というケースも多いです。

融資までのスピードが早いというのも特長です。

「アコム」や「プロミス」などの大手消費者金融なら即日融資も可能であるため、申し込みしたその日の借入も可能になっています。

カードローンの申し込みの流れ

申し込みの流れは各社によって異なりますが、大手カードローン会社のネット申し込みですと、大体以下のような感じになります。

  • 申し込み
  • 本人確認
  • 審査
  • 在籍確認
  • 審査結果の通知
  • 契約
  • 融資

申込後にこちらが行なうことは、「本人確認」と「在籍確認」の電話に対応するくらいしかありません。

それ以外は審査結果を待つだけで良く、大手であれば契約はネット上で完了できるケースがほとんどです。

大手の場合は銀行振込で融資してくれますので、申し込みから借入までのほぼすべてをネット上で完結することも可能です。

年金担保貸付制度でお金を借りる方法まとめ

年金担保融資制度の場合、年金を受給している人であれば、それしか収入がなくても問題なく利用できます。

金利も良心的ですし、限度額も必要十分ですので利用を検討してみる価値はあるかと思います。

年金担保融資制度以外にも、生活福祉資金貸付制度やカードローンという選択肢もありますので、それらも検討してみるのもおすすめです。

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